過去の撮影のコツ



「フラッシュを使った上手な撮影方法」

最近のカメラは、ピントは自動で合い、暗ければ自動的にフラッシュが光り、大変便利になりましたが、出来た写真をみると、被写体が暗かったり、目では富士山はきれいに見えたのでバックに富士山を入れて撮ってみたら、被写体はきれいに撮れたけど富士山が消えてなくなってしまったとか、昼間撮ったら夜みたいな写真になってしまったりしたことがあると思います。こんな場合フラッシュをうまく使うことにより解決すると思います。

今はほとんどのカメラにフラッシュがついています。使い捨てカメラでさえ、だいたいついています。このフラッシュをうまく使うことにより他の人とは一味ちがうきれいな写真が誰でも撮ることができます。その方法はいたって簡単で、少しカメラについている今まで使ったことのないボタンを押して、使うだけです。こんな時に一度フラッシュを使って撮影してみて下さい。また、場合によっては、フラッシュを使わずに撮影するときれいにとれる場合もあります。但し通常カメラについているフラッシュは3〜5mくらいまでしか届きません。それ以上離れると効果は無くなりますのでご注意ください。


◆パターン1  「すごく天気の良い日」


<解説>
普通天気の良い日はフラッシュを光らさないのが常識と思われますが、フラッシュを光 らせることにより、被写体がきれいに写ります。特に背景が山など遠い景色をバックに記念写真を撮る場合に効果的です。最初にお話した、富士山をバックに記念写真を撮ったら被写体はきれいに撮れたけど、富士山が消えちゃったということは無くなるでしょう。太陽の光の強さはフラッシュの光の強さよりかなり強いです。そこでフラッシュを使って被写体に当る光の強さを調整してあげるということです。また、お子さんなどを綺麗に撮りたい場合などでもフラッシュを使うことにより被写体を浮かび上がらせます。誰もが経験あると思いますが観光地などで記念写真を撮るときに、写真屋さんは必ず天気が良いのにフラッシュを使っていると思います。



◆パターン2  「逆光線(被写体の後ろに太陽がある状態)」


<解説>
絶対にフラッシュを使ってください。現在のカメラは全自動で便利になりましたが、その分不都合もあります。逆光線で写真を撮るとカメラは明るいところで撮影をしていると判断し、フラッシュは光りません。そのため、出来上がった写真は真っ暗な写真になってしまいます。そこで強制的にフラッシュを光らせることにより明るくきれいな写真を撮ることができます。写真は逆光線でフラッシュが届いていれば最高の写真が撮れるとおもいます。また、子供さんを撮ったりする場合などでは、まぶしくないので目つぶりも少なくなるでしょう。


フラッシュなし フラッシュあり フラッシュなし フラッシュあり

◆パターン3  「背景が日向、被写体が日陰」


<解説>
なるべく使って下さい。なぜなら、2と同様で背景が明るいと、カメラは被写体の場所も明るいと判断してしまう場合があります。その為、人物が真っ黒となってしまいます。そこでフラッシュを使って撮影すると、人物も綺麗にとれます。また何人がで記念写真を撮る場合、1人は日陰 他の人は日向という場合は絶対に使ってください。



◆パターン4  「うす曇り」


<解説>
うす曇は逆に使わないようにしてみてください。被写体との距離にもよりますが、フラッシュを使うと、夜に撮影したわけではないのに 夜撮影した写真のようになってしまいます。これは1 2とは反対にフラッシュの光りが背景より強く被写体に当ってしまうため、背景が真っ黒になってしまいます。

上記の場合に一度フラッシュを使ってみてください。カメラには必ず強制フラッシュのスイッチがついています。カメラ機種により操作方法は異なりますのでカメラを購入したカメラ屋さんに聞いてください。


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