前回の撮影のコツでは、「フラッシュを使った上手な撮影」でフラッシュの使い方はなんとなくわかってもらえたと思います。ここでも基本的にフラッシュは全部使って下さい。人物をきれいに写す目的と、フラッシュを使うことにより、キャッチライト(目の瞳にフラッシュが写りこむこと)が入り、目がきれいに見えます。
<解説> 小さいお子様を撮るときにはやはり目線の高さにあわせて撮るのが基本です。 頭でっかちにならず、全身がきれいに撮れます。さぼってカメラだけを下に構えても、子供は撮る人の方を見るので、カメラ目線がはずれますからご注意。 ただ、ちょっとかわった写真を撮ろうかなと思ったら、わざとお子さんの真上から撮ったり、真下から撮ったりしてもおもしろいかも。
<解説> お子様と一緒にそのときの時代がわかるものが写っているとあとで写真を見たときに、思い出話に花が咲きます。 写真に日付けを入れたりする方法もOKですが、それと一緒に写りこんでいると、さらに盛り上がります。 写真は撮ってすぐに見たら、今度見るのは、10年後ということが普通のことです。だからこそ、その時代のものがほしいですね。
<解説> フィルムカメラでは、枚数に限りはありますが、やはりたくさん撮ることが、いい写真を作る最大の方法です。 たくさん撮ることで写真の腕も上達しますし、お子様も緊張しなくなるから、いろいろなポーズや表情をしてくれるでしょう。 デジカメなら、枚数を気にせず撮れるので同じショットで、何枚も撮りましょう。