<解説>
記念写真で最も多い失敗は、背景の建物の前に並んだ人たちが遠すぎて小さく写ってしまうことです。
これは人を並べてから建物を入れようとして撮影者が下がってしまうことが原因です。
背景の建物が入るカメラ位置をまず決めて、次に写される人にカメラの前に進んでもらい撮ることで、人物も背景も適度な大きさに写ります。
左の写真を見比べれ下さい。
背景の文字の大きさはほとんど同じだと思います。
背景が同じ大きさでも、被写体が前にくれば人物は大きく、背景は目的の大きさで撮影できると思います。
自宅の玄関先やお寺など大きな建物の前で撮影する時も同じです。
玄関のすぐ前で撮影するば、玄関のドアしか写りません。お寺などではお賽銭箱くらいしか写りません。
かなり離れて可能なら建物の全景が入る位置まで下がり、人物もカメラを覗いて大きく写る位置まで来てもらい撮影するば、かなり良い写真が撮れるでしょう。
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